東京は最近天気が良くない。せっかくの月と金星の並んだ姿や、ルーリン彗星も最接近日に夜空を見上げることはできなかった。で、この日を逃すとまたしばらく天気が良くない。(てか、このネタ書いてる今は雪降ってるし・・・)
光害(天体マニアの間ではこう言うらしい)地域としては世界トップクラス、さらに北風がピーピューなのだが、冬の澄んだ空気でどこまでカメラにおさまるのか実験がてら短時間で勝負。ん、勝負?
事前に、おおかたの見当をつけておく。3月2日の東京では、22:30にちょうど南の方向で、仰角70°ぐらいとな。花火撮影機材に方位磁石と分度器の70°に水準器をテープで貼って、歩いて5分の土手に向かう。
現場到着は21:00だったので、やや東寄りの70°より気持ち下に向けて、パシャパシャ。肉眼では、オリオン座といくつかの星は見えるが、ほぼ知識はゼロなので、ちゃっちゃと撤収。
我が家のパソコンに突っ込んで見てみると、肉眼よりカメラの方がはるかに性能がいいのがわかる。で、星の配置から星座や星の名前を調べてみた。意外と楽しかったけど、あまり自信ないので、間違ってても怒らないでね。
・「人」型をしたのがカニ座(Cancer、略称Cnc)。
・赤丸は、ルーリン彗星がいるはずのエリア。写ってない。 orz
・青丸は、プレセペ星団(M44)
上の写真の通り、真ん中には何も見えないけど、ぐぐーんとズームしてみた。で、偶然プレセペ星団が写ってたみたい。
右下の星(θ Cnc)は5.6等星で、この日のルーリン彗星は6.8等星の明るさとのことだったので、運(あるいは準備)がよければ撮れる範囲だったと思う。
うーん。 orz
ちなみに、3月5日、6日はプレセペ星団の上を通り過ぎるらしい。東京では無理だね・・・。
ルーリン彗星の次回地球接近は、数万年後らしい。「次回がんばって撮って」とか言わないでね。
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