で、両国花火資料館へ行ってみた。
うわさどおりの小さな資料館であった。展示物は10分ぐらいで見終える。花火玉を作るビデオが10分ぐらいある。あとは、話し好きの年配の係の人がにこやかに対応してくれるぐらい。居心地は悪くない。
墨田区の観光行政の一環ということで、幅広いことは難しいみたい。まあ、趣旨が隅田川花火大会の歴史と伝統なのでしかたあるまい。他の花火大会のプログラムとかもおいてあったのは、一部の地方の観光行政と連携しているってことだろうな。今年の大曲のポスターには受賞者の一覧が手書きされていたし、既にヨレヨレだったけど、今週末開催の土浦のプログラムも置いてあった。
隅田川花火の最初のポスターと言っていた。料亭や船宿に配られたらしいが、字体からするとけっこう新しめな感じ。これにならってかどうかはしらないけど、隅田川花火大会のポスターは、毎年手書きの絵なんだよね。
場所中ってことで、浴衣姿のお相撲さんが右往左往してました。相撲は詳しくないけど、道すがらこのような銅像がいくつかあります。
ついでに、江戸東京博物館へ足をのばした。特別展示が「隅田川」特集だったので、両国の川開き(隅田川花火大会の発祥)の絵が見れましたが、撮影不可でした。なので、こんな写真を。。。
両国の川開きの版画は、全部で10枚ぐらいあったでしょうか。美人画と呼ばれる女性の背景に花火が揚がってるもの(アイドル版画?)、両国橋からぎゅうぎゅうの人だかりで花火を眺めているもの(ニュース版画?)、なのが多い印象でした。花火を主役にしたのはやはり有名な、「両国花火」(歌川広重)でしょうね。最初に縦アングルで花火を表現した人かもしれないね・・・。
これから、特別展示の「隅田川」を観に行く方は、虫眼鏡の持参をおすすめします。
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