宮古
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港の付近は、もう新築の家がチラホラあり、流されなかった鉄筋建て以外は、まだ多くが空き地でした。バスの停留所は元々の位置に立てられているのでしょうか、建物の無い場所でのそれは寂しい感じです。ニュースで見た高台に通じる階段は草木で茂り、時の流れを感じます。
地元のタクシーの運転手さんの話しによれば、地震直後に停電や電話が不通となり、情報を得る手段が少なかったとか、盛岡と宮古をつなぐ国道106号線が、沿岸各地へ物資を運ぶ主要な道路となったため、中継地の宮古はがれき撤去などの復旧も比較的早かったこと、また、漁船のほとんどがいない寂しい景色のままだなど・・・。それでも、「余所よりはましなんだ」との一言は、本当に印象に残りました。
神戸、新潟の時も、時間をおいて見て回りました。冷やかしと言われも、被災の内容を目に焼き付けるのは、生きていく上で大事なことだと思っています。
地震直後に沖合に避難し助かったという、浄土ヶ浜の遊覧船に乗ってきました。そんな写真をおいておきます。