2016 マルタ国際花火大会 (3日目)
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3日目(最終日)は、会場を首都「バレッタ」に移し1日目と2日目に行われた競技会の授賞式と昨年の優勝者によるエキシビション花火となります。
よさげな公園に場所取りしましたが、そこが授賞式の会場らしく早々に追い出されてしまいました。T-T)/
向かい風の関係もあり、なるべく煙を避けつつ音楽が聞こえる場所に移りましたが、本番はさほど音量も上げず音も風に流されアナウンスは全然聞き取れませんでした。
授賞式ではレーザーショーがある噂(プログラムでは発表されていません)でしたが、トラブルだったのかチラチラっと光っただけでした。で、エキシビション花火(イタリアのPyroemotions社とマルタのLourdes社のコラボ)が概ね時間通りに始まりました。
煙の無い最初のカットです。
700mワイドがちょうど16mmレンズで収まる距離です。海面から20mぐらいの崖っぷちです。
たぶん、小型台船と360度アルマジロはイタリア製で、中央割物(孔雀打ち有り)はマルタ製かなと思います。
下花火は正確でこなれた演出、割物は大量生産物とは違った味わいのある花火でした。
写真家では無いので、初めての場所では添景で花火を欠けさせることはできませんが、こうやって石造りの建物があると海外感が出ますね。^^)/
お、変化芯変化菊(たぶん5号玉ぐらい)、パックリもしてないし上玉じゃないかと、急ぎ単独カットにw
意外にも和風でフィニッシュとな。25分間連続での出し物は日本でもなかなか見ることがないし、繰り返し感も無く素晴らしい炎出でした。^^)/
穴場的なへんぴな所に場所取りしたのだけど、さすがに観光地だけあってヨーロッパ近郊からの観覧者も多かったです。
隣でビデオ撮ってたドイツ人のルーカス君が「5月末にデュッセルドルフで日本の花火屋さんが揚げるよ」とな。そんなイベントもあるんだと驚いたけど、ドイツまで行って日本の花火を見るのは違うよなw
さて、ヨーロッパの花火が(日本の価値観で)一歩進んで日本のような芸術玉一発物へのこだわりを見せる時代がきて欲しいですね。一方、日本でも年変わりで絞った花火屋さんでの濃厚なスターマインが見れる花火大会が増えるといいね。
25分と長編ですが動画も同日で当blogに掲載してあります。