2016 マルタ国際花火大会 (2日目)
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マルタ国際花火大会(MALTA INTERNATIONAL FIREWORKS FESTIVAL)は、4/16・4/23・4/30の全3日で2週間にわたり開催されました。最初の2日で6社による国際音楽花火競技会となります。
1日目:イタリア、デンマーク、マルタ(セントジョージ社)
2日目:ポルトガル、ウクライナ、マルタ(セントメリー社)
3日目は、授賞式と昨年の優勝者によるエキシビション花火があります。2日目と3日目を見てきました。ここには、2日目「シャーラ」での内容について記載します。
筒場はこんな感じです。谷を挟んだ位置関係となります。
このときは単眼鏡を持ち合わせてませんでしたが後から写真を見ると、上段に青シャツ、下段に黄色とオレンジ色のビブスを着けた作業者がいるのでこれが三社なのでしょうか。そして、上段左側には2フィート(2尺)玉クラスの筒がありますね。このときこれに気がつけば・・・。
なお、このアングルは花火撮影場所とは違うところからです。
まずは、ポルトガル(Macedo's Pirotecnia社)の演目です。
上花火は品のある感じでしたが、色変化物はありませんでした。下花火は微妙でしたが全体を通して音楽にマッチしてたと思います。
最後に怒涛のフラッシュ地獄です。直視できない殺人花火は海外ならではの派手さですねw
で、広範囲で出火しましたので30分の中断があり、次のウクライナ(Dance of fire社)の演目です。
色が明るく太いですし、星の密度も悪くないです。しかし、途中で音楽が止まり花火も中断してしまいました。謝罪のアナウンスがあったので、主催者側の機材トラブルかもしれません。残念でした。
時間が押したので手早く、マルタ(St Mary Fireworks Factory社)の演目です。
前二つの花火屋さんに比べると星はやや暗めですが、染分や時差式的なのもありました。
開発の具合から大玉です。なんか和風ですが、ポカ物と違って本気割りで小割の点火も素早いです。
日本だと、ポカッ、・・・、パカパカパカ、ですが、これは、ダンッダダダダーッな感じw
輪雷(?)も結構ありました。点火タイミングは星を削ってとるようで、グラデーション的なのもありました。遠慮がちな日本の雷と比べて音の張りがいいですね。
フィニッシュは高度を稼いだ縦長な大玉銀千輪風味でした。こんなのは想定外だったのでフレームに入りませんでした。もっと筒場調べておけばよかった。orz
欧米での小さな祭りでは、グラウンド花火と呼ばれる日本の庭園花火をスケールアップしたのが定番らしいので、下花火の需要は少ないのかもしれませんね。
他に「MALTA」と文字打ち、UFO花火などありましたが写真では撮れてませんでした。該当の動画も同日で掲載してあります。