第82回 土浦全国花火競技大会
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昨年は花火大会の前後は土砂降りでしたが、花火打ち揚げ中は降らないという奇跡でした。でも、今回は始終霧雨に風予報はハズレ北西方面でさらに雲が低いと残念な回となりましたね。T.T)
土浦駅到着後にまずは、撤退となった駅前のスーパーに行ってみました。いつもはココの1Fでプログラムを買うのですが、行ってみると使われているのは1Fのスペースだけで、小さな店舗が商店街のように集まっていました。この日は、地元アイドル(?)的な三人組が元気に歌を披露しており、一角にプログラムの販売がありました。僅か100円なのに雨天ということで、ラップにくるまったプログラムは、売る方のおもてなし精神を感じますね。嬉しい限りです。で、自分の雨対策です。
●前夜に70Lサイズのゴミ袋を購入し、カメラバックに丸ごとかぶせる、着座の高さの三脚にかぶせる、携帯座椅子にかぶせる。かぶせる大作戦の末に、終了後は周りのゴミを簡単に拾いボランティアさんに引き継ぎをお願いしました。
●プログラムは公式サイトのをExcelにコピペしA4サイズ2枚に印刷し、二つ折りにしてA5サイズのクリアフォルダに入れました。可能ならチャック付の方がいいですね。買った本物のプログラムは大事に持ち帰りました。
●靴は5cmの水位で3時間は浸透しないトレッキングシューズ、カッパはバーゲンで買ったものの一年ぐらいタグも切ってなかった登山用の高級品を装着です。
でも、やっとこさ買えた半マスは横長で、前方に三脚を立てるスペースはありません。なので、後ろの方に断りを入れつつ、なんとなく雨が止んだ僅かな時間しかカメラを出しませんでした。
大会サイトによれば:
★10号玉、「昇り曲導付芯入姫菊」小口煙火
★創造花火「かわいい五色の花びら」北日本花火興業
★スターマイン「バレエ「白鳥の湖」より~黒鳥のパ・ド・ドゥ~」野村花火工業
で、内閣総理大臣賞は、野村花火工業さんでした。
記憶によれば、姫菊は星先が小さなクロセットで進化を感じれましたし、五色はお客さんを向いて星の息も長かった感じでした。スターマインは、八方咲きの光輝二度入りや時間差光輝など今年の新しい物がよく見えました。
この天候ですから、番狂わせはあって当然ですね。大会発表によれば、10号玉は見えないものが多く苦労したことが書かれています。また、審査方法(これが全てとは思えませんが)も書かれています。
長いこと言われていますが、シャトルバス運行や会場内の入場案内に間欠退場など極めて優れている当大会の運営ですが、競技結果だけが毎年しっくりいきません。どこの競技大会も似たり寄ったりですが、やはり得点や評価理由などは公開して欲しいですね。
今回思いついたのは、
●合図花火は10号玉と同じ高度にして、雲の状態を見極める。雲が低ければ、創造花火やスターマインを先にして、途中で雲の状態が良ければ10号玉を割り込ませる。煙りも同様です。
●風上で審査できるように、数名でも審査員あるいは第三者として審査できる補助員を適切な場所に置く。
もっといえば、
●技術性、芸術性、保安性は専門家が必要でしょうが、娯楽性については、観客100人無作為に選んで、「すげー」、「いいね」、「まあまあ」、「だめー」のボタンを押して評価してもらう。
そろそろ新しいことにチャレンジして欲しいです。^^)/
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(2013.10.7)大会発表を受けて加筆修正しました。