2011 篠田の花火
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当日の夕方に最寄り駅に着くも、祭の雰囲気は全然なしとなっ。本当に花火はあるのかと、現場の篠田神社に向かってみた。
琵琶湖にほど近い篠田神社は、のどかな田園に鳥居があり、なんと鳥居と境内の間に新幹線が通っているのであった。いただいたプログラムには、割り物花火が40発程度と最後に仕掛け花火がいくつかあるぐらいの、とても小さな花火大会である。
しかーし、その内7発が尺玉の四重芯と、とても濃い内容なのだ。たぶん、競技会以外でこんなに四重芯が揚がる花火大会はきわめてまれではないだろうか。一方、スターマインは揚がらない。なぜなら、新幹線が通過してる間は打ち揚げができないから。
なので、玉名読み上げと打ち揚げが3つくらいで一旦止まる。しばらくすると目の前を新幹線がシャーっと通過していく。で、まもなく続きの打ち揚げが再開する、そんな感じで新幹線の隙間を狙って進んで行く。
新幹線が通ってなかった頃は、どんな内容だったんだろうねえ。。。
10号は思ったよりも高度が高く(あるいはこっち方向に揚がってる?)、頭上近くの巨大松明を支える藁製ロープの影が写りこんでしまいました。ま、ここならではの味と言うことで。。。 orz
26番10号 昇り朴付四重芯引紫銀乱 長野県飯田市 アルプス煙火工業
27番10号 昇り朴付四重芯錦冠菊銀乱 長野県飯田市 アルプス煙火工業
33番10号 昇曲導付四重芯銀菊 長野県飯島町 伊那火工堀内煙火店
34番10号 昇曲導付四重芯銀冠 長野県飯島町 伊那火工堀内煙火店
35番10号 昇曲導付四重芯菊先銀菊 長野県飯島町 伊那火工堀内煙火店
36番10号 昇曲導付四重芯錦冠点滅 長野県飯島町 伊那火工堀内煙火店
38番10号 昇分火十段四重芯引き先紅光露 茨城県水戸市 野村花火工業
今回は、被災地の煙火店を優先して使ったらしいです。
打ち揚げ担当は、田中江煙火製造所さんと國友銃砲火薬店さんでした。
※ この動画の携帯電話用変換は自己責任でどうぞ。
硫黄板枠仕掛花火 「傾城阿波の鳴門 お弓と巡礼お鶴の再会の図」 篠田の花火保存会
豪快から繊細への移り変わりが大変よろしい仕掛け花火です。着火用のガイド付きロケットは「火の粉、危ないよー」とあったけど、着火後すぐが最も危険、最前列の方は耐火の用意が必要ですね。なんにも知らずに焦りましたー。^^
最後は巨大松明を灯して終了となるようです。
内容は全国に誇れるレベルだと思います。是非、伝統を絶やすことなく続いて欲しいお祭りでした。巨大松明を運び入れた若連中のみなさん、お疲れ様でした。^^
その他の写真はこちらでどうぞ。なお、容量の都合で予告無しに消しちゃうこともあります。